腎移植とは

腎移植は腎不全のために行われる治療法のうちの一つです。また、腎移植はquality of lifeの観点からすると、腎不全の患者さんの生活を安らかなものにし、延命効果をもたらす可能性をもっているといえます。

しかし、救急的な対処法でもなければ最終兵器的な治療法でもありません。つまり、腎移植は腎不全と診断された猫ちゃん誰もが受けられる治療法ではないということです。

ただし、腎不全の末期的状態にいたる前のある基準(腎移植の適応の項目参照)を満たす段階で、移植という治療法を考慮できるのであれば、決して不可能な治療法ではないということです。

レシピエント:腎臓を受け取った猫は移植手術 を受けたからと言ってそこで終了ではありませんし、飼い主さんは手術後の管理が何より重要になってくることを理解してもらわないとなりません。たとえば、 免疫抑制剤といわれるお薬の投与を毎日決まった時間に行うことや、定期健診に獣医さんに通うことが必要となります。

また、場合によってはドナー:腎臓を提供してくれる猫を 一緒に飼わなければならないという場合もありえます。  腎移植には多くのハードルがあります。でも、猫ちゃんにより良いコンディションでいてもらいたいとか、長生きしてほしいという飼い主さんの気持ちに対し て、一つでも治療法を増やしたいという想いで、私たちは腎移植に取り組んでまいりました。

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