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トップ  >  整形外科・外科  >  小型犬の前足の骨折

 小型犬の前足の骨折が増えています。ほんのちょっとした高さから落ちただけで折れてしまうことがあります。

 レントゲン検査で橈骨と尺骨が両方とも折れて骨折部位が大きくずれている場合には手術が必要です。

 手術方法はいろいろありますが、一般的には骨の中にピンを入れて軽い素材でできた外固定を同時におこないます。手術時間はおおよそ15分ほどです。よほどひどい場合は別ですが。

 骨折の手術で大切なことは、できるだけ骨を空気に触れさせない事です。したがって、手術時間が短ければそれだけ空気に触れる時間も少なくなりますので治りもよくなります。専門的にはもっといっぱい大切な事がありますが…。

 もうひとつ大切なことは術後の管理です。骨折した骨がつくためには骨にある程度の加重が必要です。そのために手術後1週間目から徐々に足をつかせることが重要です。

 当院では3日目には足を使わせるようにしています。骨がつくまで足を使わせない、ということはありえません。足を使うことで骨は治っていくのです。ただし、いつからどのようにして、ということが重要なのです。

 小型犬の前足の骨折は治りにくいといわれていますが、適切な手術と術後管理さえしていれば1ヶ月ほどでちゃんと治ります。まれですが例外もありますよ。

 初期の治療を失敗すると、最悪の場合骨は溶けてなくなってしまい、断脚するということにもなってしまいます。

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