インターロッキングネイル固定法

インターロッキングネイル固定法…

 聴きなれない言葉だと思いますが、骨折手術の1方法です。この手術は、特殊な道具と熟練した技術が必要になります。アメリカでは10年以上の歴史がありますが、日本ではまだ始まったばかりです。私の病院では8年前から行っており症例数も100例を超えました。

 さて、この方法はどんなものかと言いますと‥

 髄内固定法の一種になります。長管骨(長い太い骨)すなわち、大腿骨、脛骨、上腕骨などが含まれ、これらの骨折に使用し、人の医療ではよく行われている方法です。

 骨の中に特殊なネイル(釘)を入れて、さらにネジで骨とネイルを固定します。

 単純な髄内固定法と異なる所は、ネジ止めをする事です。そうすることで、骨折している所をより安定させる事が出来るのです。

 骨折の治療で重要なことは、骨折している所をいかに安定させるかです。しかし、ガッチリ固定してもいけません。適度な刺激が骨折部に伝わる事も重要なのです。

 インターロッキングネイル固定法はこれらの条件を満たす理想的な固定法になります。